第75回二紀展入選          2022・10・30

 

 

 

 

10月末国立新美術館へ二紀展を見にに行ってきました。

 

入選した自分の絵を確かめ、沢山の作品を鑑賞し、おおいに刺激をいただくために。

 

子供の頃からの夢であった、絵画を描き始めたのは良かったのですが、

 

それまでトールペイントのお仕事でたびたび上京していたとはいえ、

 

一度も東京で暮らした事のない私は、東京の公募展の実態がさっぱりわからず、

 

たった一回の見学によって参加を決めた公募展が自分の住む九州で、

 

巡回展示が行われていないことにしばらくたってやっと気が付きました。

 

東京から遠く離れ、師と呼べる人もいない私にとって、

 

 

東京への出展は、事務的なことから何から何まで初めての事ばかりで

 

失敗も多く、いつも反省しながらの挑戦の連続です。

 

以前の公募展にはお世話になった人も多くいらっしゃったので、

 

悩みましたが、やはり遠い将来「九州で教室を開きたい」という思いが、

 

九州でも展示のある公募展にチャレンジしてみようという気持ちを後押しいたしました。

 

 

 

東京国立新美術館では二紀会の他、独立展も同時期に開催されており、

 

作品の量、質、規模共に圧倒され感動いたしました。

 

九州の作家さん達も大変頑張っていらっしゃる様子を拝見し、刺激を受けました。

 

 

数年前からコツコツと勉強を続けてきていた 京都芸大を先日卒業することが出来き

 

たこともあり、最近はアートを俯瞰の目で見ることが出来るようになりました。

 

絵画世界、絵画の持つ将来性、絵画の社会性、そんなものも見えてきたところですが

 

私は自分は元々九州の端っこで生まれ、流行の流れからも遠く離れて暮らしておりま

 

すが、美しい大自然の恵みは存分に浴びて今日に至っております。

 

やはりそんな個性を絵画にも表現していけたらな~あとぼんやり考えております。

 

とにかく、二紀会の末席に入れていただいたことの喜びを今は感じたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第77回現代美術家協会「現展」   2021・6・9

  

 

開催が危ぶまれた、現代美術家協会の第77回現展が、無事に終了いたしました。

 

昨年初入選し、WEB展示していただきましたが、今年は無事に、

 

国立新美術館での開催となりました。

 

私も出席予定でしたが、緊急事態宣言が、緊急に出され(笑)やむなく断念いたしました。

 

理由は、せっかく上京するのであれば、あちこち伺いたかったのですが、緊急のお休みのと

 

ころが多かったことです。やむ負えませんでした。

 

けれど、昨今のSNSのおかげで、「現展」の沢山の写真を見ることが出来、本当に参加し

 

てよかったと思います。

 

九州支部があればうれしいのですが、九州には支部がなく、思い切って、東京へ出品いたし

 

ました。大阪、名古屋では支部もあり、展示会が開催される予定です。

 

なぜ、九州という遠方からか?については、わたくしの習慣みたいなものです。

 

仕事でペイントとは長いお付き合いの私、二十年間ほど、東京のメーカーさんのコンテスト

 

などに出品をつづけてきました。今は日本の中なら、余り距離感を感じませんね。

 

おかげさまで、色々な地方のアーティストさんと知り合い、世界が広がりました。

 

 

今回も行けずじまいでしたが、沢山の方とfecebookで繋がることが出来ました。

有難いことです。

 

さあ!来年もがんばりたいです。

 

 

 

GWも終了し・・・。

4月末は銀座アートポイントさんで、グループ展が行われました。

 

久々の銀座での展示。見に行く予定で楽しみにしておりましたが、このコロナ禍、

 

東京は3度目の緊急事態宣言が出。

 

東京在住の同窓会関係諸様にもご案内を差し上げましたが、かえってご迷惑だったかもしれ

 

ませんね。

 

ワクチンはできても、ニュースを聞くと不安な事ばかり、どうにもかくにも憂鬱感はぬぐえ

 

ません。描くことが楽しいので救われていますねが、、、。

 

今は世界が我慢し忍耐力を試されている時なのかもしれませんね。

 

 

5月26日から国立新美術館での現代美術協会主催の「現展」が行われる予定ですが

 

現在は閉館中ということで、開催されるか否か、はっきりわかってはおりません。

 

けれど、作品発表の機会があったということでさえも、私にとっては嬉しいことです。

 

東京の展示会に出品するこては、トールペイントを始めたころからの私のライフワークで、

 

さまざまなコンテストに出品してきた経緯が関係しているような気がします。

 

また現在は、WEBにおいては、何処にいようが関係なく、地方在住の私にとっては重要な

 

発表の場となっています。

 

さあ、今日も楽しく描きま~す。

3月は大忙し。

 

 

 

 

例年よりも早めの桜の開花になった熊本地方ですが、今年の3月は忙しく

 

ゆっくりと桜を眺めている気分ではない 幸せ感に浸っています。

 

事の始まりは、熊本市文化政策課のアーティストのための企画「熊本エンタメ」が

 

始まりでした。その「熊本エンタメ」のHPが私の目にもふと留まってしまったのです。

 

なんとそのHPは私がパソコン教室でお世話になった杉本鉄平先生の会社で作られたもので

 

さらにさらに本当に不思議なご縁を感じたのですが、、、。

 

その企画に参加したことで、お茶の堀野園さんでの個展

 

 

 

そして、そこから熊本市文化政策課の「市電でお祝い」の企画へと発展していくのです。

 

「市電でお祝い」企画は、このコロナ禍のこの春卒業される学生さん方を祝い、励ますため

 

のもので、市電をアートや🌸で飾り付けるという企画です。

 

始め、電車はもちろん大事な交通機関の乗り物で、釘もだめマグネットもだめというダメダ

 

メ尽くしで、絵画を飾り付けする段階から、皆様(熊本市、交通局、現場の作業の方々)の

 

頭を悩ませました。

 

この一介のアーティストの私もその話し合いの段階から参加させていただけたき、大変勉強

 

になり、また出来上がったときの感慨を深く感じることが出来本当に良かったとおもいました。

 

そして、熊本市の文化政策課の方とすっかり仲良しになってしまった私は、熊本市をこの電

 

飾り付けを終えた電車が走る前日、熊本のTV局の取材を生中継で受けることになってしま

 

ったのでした。本当に良い経験をさせていただきました。

 

コロナ禍でのTV製作の方々の気つかいの重要性。

 

アナウンサーの方の見えない努力。

 

話し方の重要性。

 

そして、私はと言いますと、、、、(笑)これが、意外と平気で、けれど少し心地よい緊張

 

感をもって、お話しできましたあ。それもそのはず、3回リハーサルやりました(笑)

 

楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「水彩アート展」無事終了いたしました。

 

 

 

2月1日より10日間、味噌天神の画廊喫茶ジェイにて開催さ

 

せていただいた「水彩アート展」

 

沢山の方に見ていただき、また、熊日様にも掲載していただ

 

き大盛況のうちに幕を下ろすことが出来ました。

 

ご来場いただきました皆様。画廊喫茶ジェイの皆様。

 

関係各社の皆様本当に感謝いたします。

 

 

 

 

絵画を本格的に再開いたしましてから、約3年。

 

作年10月の個展に次ぎ今回は、水彩に特化した展示会にな

 

ました。

 

私自身 水彩とは相性がよくブランクを自ら感じることなく

 

描きためておりました花の水彩画12点、人物の水彩画4点、

 

計16点を出品させていただきました。

 

今回熊本では築50数年と言われる名店、画廊喫茶ジェイさ

 

んで展示することが出来、本当に光栄で多くを学ぶことが出

 

来ました。

 

熊本を拠点に活動される沢山の絵画を愛好される方や、

 

画家さまに来ていただき、様々な絵画についてのお話を聞く

 

機会が得られたことも、私にとって有意義な10日間でし

 

た。

 

私自身はトールペイントの世界で長い間筆を握り、地元だけ

 

でないコンテストにチャレンジし、育ってこれたという貴重

 

な経験から、一つの土地に偏らず色々なところで、絵を見て

 

いただき、お客様のニーズを感じ、そこから学び、一つ一つ

 

の経験をコツコツと積み重ねていきたいと思っております。

 

 

今は水彩・油彩・アクリルと様々なものを駆使し、

 

自分らしく納得でき絵画を追求中です。

 

例えば一つの絵画方法一つの画題で描く「一つ追求型」にも

 

あこがれますが、、、。

 

今はまだまだ精進の時を楽しむ感じで、多方向に無目的に

 

(これは尊敬する岡本太郎氏の言葉)自分の中に毒を持ち、

 

コツコツと描き、見ていただく、そんなことを繰り返す毎日

 

を続けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年 新年に思うこと💛

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

 

 

 

 

昨年2020年は歴史的にもあまり良くないことで著名な年となってしまいましたが、皆様におかれましてはどんな年たっだのでしょうか?

 

私個人的には、予定が大幅に違ってしまいましたが、その分良いことも本当にたくさんありました。

まず

 

 

 

1、熊本の良さを再確認できた事。

2、絵が心ゆくまで描けたこと。

3、大学の勉強がはかどった事

4、ウオーキングの良さを発見できたこと。

5、熊本の公園に詳しくなったこと

6、家の中にいたため日焼けすることが少なかったこと。

7、家の内、外、手入れがほぼできたこと。

8、夜更かしが少なくなったこと。

 

 

 

などホントに効能が沢山。それは歳のせいだろ!

と突っ込まれそうですが、物事には良いことと悪いことと二面がある。という真理にがここでも反映された形です。

 

 

 

 

 

 

 

今年はどんな年になるのだろうか、、、。

個人的に今年の抱負などはいつも抱かないので、今年もないのですが。

 

まずはこのコロナが多少なりとも収まってほしいですね。

そして、この地球上何処へでも不安なく行ける日々が戻ってくることを願いたいです。

 

 

 

 

そして、描くことの精進です。何にもまして精進。けれど悲痛な感じではなく私の楽しい趣味としてダンスやウオーキングの習慣のようにエンジョイあるのみです。

 

描くことにおいては、有り難いことにお正月より展示会参加しております。

 

楽しくチャレンジ!チャレンジはしたところには失敗もありますが、必ず学びがあるから大好きです。

 

今年も チャレンジOK!失敗OK! でいきたいですね。

 

今年はなるべくブログも頑張りたいと思います♥

 

大型台風の前おもうこと

 

 

 

アートと私、これは熊本の「総合文化誌KUMAMOT」という立派な本に絵

 

画ついて寄稿させていただいたのですがブログで、さらに書いていきたい

 

とおもいます。

 

 

台風10号がちかずいております。

 

最近は予報も当たるので、準備をする際も私が子供の頃よりも確実でよい

 

ですね。皆さま「備えあれば憂いなし」準備をやれるだけしましょう。

 

個人的には毎日忙しいです。今は通信制の美大生なので(卒業できたらの

 

話)レポート試験の真っ最中。課題に対して、1200字から1500字くらい

 

のレポートを2~3個提出し、~さらに、試験を受けるのですが、、、。こ

 

れの予習が1200字×5コマです。試験の期間は1週間。そこに間に合わなけ

 

れば、次に持ち越し😢う~m、卒業遠のく~。

 

勿論卒業には決まった数の単位が必要となります。当たり前です

 

が、、、。

 

レポートも担当教官からのコメントがきっちり帰って来るのが、本当にう

 

れしいです。こんな私のためにお仕事とはいえ沢山コメントくださって、

 

何と感謝してよいのか、、、。と思います。

 

 

 

 

 

この絵は朝ですが、、、台風前の昨日の夕方の空はこんな感じでした。

 

自然に勝る芸術はありませんが、、。何かを他人に感じてもらえる。勇気

 

を持てる「普遍の真理」を描いていけたら、、、。考えます。

 

「普遍の真理」は難しいのですが、私もうまくは言えないのですが、ど

 

この地域、どんな民族にも当てはまり、意外と当たり前のことのようでい

 

て「深い」ものごとで、洞察を必要とすることのように思えます。例えば

 

「人にとって幸せって何なのか?」「生きる事とは?」とかもろも

 

ろですが、あくまでも私個人の見解を描くので、伝わる人に伝わっていた

 

だければ、、。と緩く考えております。

 

今日はこのくらいにしておきます。

 

皆さん、台風気を付けましょう。

 

 

 

九州地方都市熊本、コロナ自粛の日々はいったん終了したかのように見え

 ましたが、見えただけで、ひそかに進行しており、完全に第二波(第二波

 もなにもコロナの活動には何ら変化はないんですよね)が九州の地方都市にもじわじわと浸透しつつあります。

 

個人的には第一波、第二波というのではもうなく、はじめのハーバード大学の見解のように2年はソーシャルディスタンスが必要という見解がかぎりなく本当に思えてくるんです。

そこで、長引くことを前提に、「今ある環境で、できる限りの絵画活動をしていくしかない」。ともう腹をくくるしかないですね。

 



けれど、気が付かされたことも沢山ありました。そして、いつも同時に2個

3個のことをしていたおかげで、こっちがだめなら、こっちが出来るという具合で、良かったこともありました。

 

実際、京都芸術大学の通信勉強には最高に自粛はマッチし、することがあ

るって良かった!と感じています。

 

 

 

気付づかされたことの一つは、絵描きにとって、最も大切な「絵を描く

ための最適な環境が整っている。」と言うことを実感したのです。

 

 

子供たちの使わなくなった部屋であるアトリエは大物を描くには最適ですし、キャンバスの保管にもピッタリ。

 

そして、喘息という基礎疾患持ちの私には窓の大きな部屋は換気のために

最適です。

そして、もう一つ気づきは、どんな場所でも学びはあるということでし

 た。

 

実際に地方では、絵画に興味がある総体的な人口も少ないです。

絵画を描き作品展で展示する活動を仕事としてとらえる感覚もあまりな

く、ギャラリーでの展示も見せることが重視されているのかと思っていま

したが、流れは変わってきているな、、、。と感じました。

そして、「熊本の人に一人でも多く、部屋に癒される絵画を飾ってほし
い。」と自然と思うようになっていきました。

 

 

そういう気持ちで、行動していくと、いろんなご縁が出来、繋がりが出来

前向きな気持ちのなっていくので、不思議なものです。

 

 

 

熊本から発信するならば、東京、北海道、香港、ニューヨーク、世界至る

 

所おなじかな~なんて、極端に楽観視に至っている今日こ の頃です。

 

 

2020・7・2  by miwa

 

自粛の今日この頃

 

 

 

 

 

 

 

新コロナウイルスが中国で発症してからおよそ6か月弱。始めニュースで

 

それを知ったのがお正月の半ば頃。

 

そのころ、私は公私ともに新しいチャレンジを始めようと考え、4~5年

 

前から真剣にかつ入念に計画を練っていたのです。

 

心配だった健康面での問題もハードな治療をして、1月で終了するつもり

 

でした。

 

生活の面でも日本語教師の資格も1年かけヒューマンアカデミーに通い4

 

20時間対面授業を受けて取得し。

 

住まいも去年の夏ごろからスタッフさんにコンタクトを取り続け。

 

今年の1月には希望の場所に入居が決まり、部屋確認に向かったのでし

 

た。

 

まだそのころは大々的にマスコミでも報道はされておりましたが、一般的

 

には皆 あまり関心がない様子でした。

 

私は、、、と言いますと

 

中国での報道で 「無症状の人からも感染する!!!」という情報で、

 

「これは~。一筋縄ではいかないな~。」といや~な予感がしていたので

 

した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからというもの、プリンセスダイアモンド号に始まり、日増しに新コ

 

ロナの日本へ及ぼす影響は大きくなっていき。あれよあれよという間に事

 

態は収束できない先の見えない状態へと突き進み、ついに私は自分のすべ

 

ての予定をキャンセルし人生の大きな方向転換を余儀なくされたのでし

 

た。。

 

 

 

悔しかったか?と尋ねられるとすると。「そうでもない」と答えましょ

 

う。

 

理由は1、体調がまず、よくなかったこと。2、ここまで長く生きてきて

 

色々な障害に出会ってきたし、思う存分楽しんでベストを尽くしてきたの

 

で、仕方がないな~という感覚でした。

 

例えばオリンピック選手や資格取得のため試験を目指していた人など、

 

いるような若い人たちに比べれば、私の残念など取るに足りないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年GWは楽しかったことはなんとなく思い出せますが、、、。何をして

 

いたのかはっきりとは思い出せませんが。たぶん来年ははっきり言える事

 

でしょう(笑)

 

そうです。今年のGWは「お家へいましょう。」ずっとお家で過ごしてい

 

る毎日ですね。

 

そうそう、何が悔しいかというと、各種ダンスの集まりがなく、ダンス関

 

係のソーシャルが軒並みなくなってしまった、てことです。

 

そうです。踊れないことよりも、皆で集い同じ趣味を共有する人たちとの

 

時間が持てないことが、一番悲しい😢ですね。

 

人は一人では生きていけないのは本当ですね。

 

 

 

 

 

チャレンジ!

 

 

熊本地方今日の気温19度、日本列島緊急時事態なのですが、

 

周囲は申し訳ないくらい平和で、庭仕事したら汗がたらたらでしたが

 

気持ちの良い日曜日です。 

 

猫の額ほどの庭ですが、今シーズンは暖かいせいか早くから草が、、、。

 

家の裏の愛犬の散歩コースも麦の緑が美しく、早い春を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

先日、11月から約3か月間、2泊3日の入院を繰り返しながら、重度喘息の

 

治療をしたことはお話いたしましたが。

 

今もまだ、完治したとは言えず、少し憂鬱な気分でおります。

 

途中余りのハードさと長引く喘息(肺炎を併発)に、根を上げて周囲にも

 

多大な迷惑をかけましたが なんとか今日に至っております。

 

喘息との付き合いは長く、下の子供を出産した後すぐの発症でしたので

 

約30年ほどになります。割と上手に付き合ってきたつもりでしたが。

 

今後のことを考え、いつ来るかわからない有り難くないお客様におびえる

 

のも、少々懲りておりましたので、喘息の治療があると聞いた時には

 

即決しました。勿論Webで色々調べて。

 

喘息はアレルギー反応なので、いわば自然のもの。体の自然な反応な

 

ので、それをもとから根絶することはできないかもしれませんが

 

生きている時代に治療法が見つかったということは、ラッキーなことだと

 

考えました。

 

元々チャレンジ体質なので、「やらないという選択肢はなかった。」です

 

ね~(どこかで聞いたセリフ(笑))。

 

高校の後輩、恵俊彰さんのラジオの番組でも言ってますね。

 

「人生はチャレンジで満ちていると」

 

今回チャレンジして思ったことは、やはり「身体は自分の思いを裏切って

 

いるな!」ということでした。

 

 

 

 

 

 

自分の体であっても、予測や思いは当たっていないということがわかりま

 

した。「自分ではどうしようもないことが起こるんだ」。こんな当たり前

 

なことが普段元気だと実感できないんですよね~。

 

自分で何でもコントロールできていないことを知ると、なんだかゆるゆる

 

な気にもなれます。「仕方がないじゃな~い。」みたいなあ。

 

人間も自然の一部、自然を変えるということは なかなかに大変なことだ

 

と実感しました。

 

今回、痛い思いもしましたが、チャレンジで分かったことも多かったの

 

もちょっとした収穫でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年のGWは10日という長いお休みでした。

そしてそれは令和の始まりと一緒にやってきました。

 

 

親御さんや小さな子供さんや親せきや周囲に親しい身内もあまりない私ども(連れ合いと私)は至ってのんびりと家にほとんど引きこもりの状態で

過ごし、それはそれで楽しかったのでした。

 

わたしはといえば、毎日のように絵を描き、物を創り、

音楽を聴き、SNSでの皆様の発信を眺めて

いいね!を連発しながら過ごしたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく何か描くか、創るか、踊るかしていなければ一日が楽しくない私なのですが。

日頃忙しく、その上何を血迷ったか、、、。動かない頭で勉強まで始めたものですから(日本語講師)とにかく時間のない毎日で、これではちょっとつらいわあ~。と思っていた矢先の10連休。

 

これは描くっきゃないと、ほぼほぼ毎日絵筆をとりました。

 

ホントに幸せな毎日❤でした。

 

 

 

PS

 

今年は26年花が咲かなかった、花水木にピンクの花が咲き、令和という和も私の名前とおんなじ~~~って事が何かしら嬉しい、何かしらドキドキの春なのです。

 

絵画に関しては描いて発信を繰り返すと思わぬ反応が面白くとても勉強になります。SNSあり難や!!!熊本の素敵な画家さんたちともつながれてうれしいです。私にとっては、そんなこんなの幸せ感じる令和の始まりです。

 

 

 

 

ドタバタで2019年を迎えて

 

 

今年は本当に年末からメールアドレスの乗っ取りという被害を、しかも

皆様、2019年新しい年を迎えて、いかがお過ごしでしょうか?

それは自分に関係のある筋ではないかと思われる件で、本当に振り回され

 

ました。

 

けれど、最近慢心しきっていたネット関係を「ちゃんと管理しなさい

 

よ!」という警告と受け止め、整理できたので、

 

プラスに考えようではないかと自分自身を慰めて前に進むもうと思います。

 

 

新しいメルアド・・・・・undamositan4919@yahoo.co.jp

です。よろしくお願いいたします。

 

上記の作品はじめ、ペイント業界で昨年も沢山雑誌関係描かせていただき

 

ました。備忘録として4点ほどになります。

今年も幸先よくお仕事の依頼がありますし、出品したい作品も何点かあり

 

ます。なんだか楽しい新年です。

 

以前も言ったように私の中で絵のカテゴリーの違いは「描く」という作

 

業の中であまり大した意味をなさず。世間で私の描いたものが求められて

 

いれば小さな友人間のパンフレットの片隅に描くイラストでも楽しんで描

 

く気持ちでおります。なので、今年もなんでも描きます。

 

ただ、名刺などを見て周囲の人が画家という言葉に反応するのが。なんだ

 

か不思議で面白いですね。ペイントだって、オリジナルを描けばそして自

 

分が思えば画家だと思いますが、、、。オリジナルを描くことの種類分け

 

は大方周囲が行うもので、周囲の意向に合わせて自分は油絵だから絵画を

 

描く画家なんだ、とか、イラストを描くからイラストレーター、漫画を描

 

くから漫画家。などと思っているような気がします。

 

絵や写真や音楽などはダイレクトに人の心を癒しますので、私のように地

 

方にいても専門誌の誌上に作品が載り、見る人が何らかの感情を持ってく

 

ださるのはホントに貴重なことであり難い限りです。

 

 

 

自分にとって大切な事は他に媚びることなく純粋に描くことに挑戦するの

 

が心地よいと今は思っていますので、ささやかな挑戦は続けますが

 

あくまでも自分の為にであって、ゆる~い感じで楽しんでいきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか、わけわからなくなってきましたが、とにかく

今年もあわただしく、忙しく、描き、創り、踊ると創造と表現の世界を

飛び回り、楽しみたいですね。そして3つの勉強。

脳の細胞が眠らないよう勉強も頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンドンのセントラル・セイント・マーティンズへ留学したいと思うようになったのは、いったい何時からだったのか?
覚えていないのですが、、、。

 

 

 

装苑(洋裁のデザインが載っている文化出版の本)を眺めていて、日本の服飾デザインの学生が多数留学していることや、留学した生徒の中から多数の優秀なデザイナーが生まれていること

などを見聞きしているうちに、もう10数年前から

 

「行って勉強をしたい。」

と漠然と思うようになった気がします。

 

 

特に最近

洋裁を教えるようになってからは

立体裁断の学習が自分には必要だとつくづく思うようになり、

その気持ちはどんどん強くなってきていました。

 

 

行くに当たっては
まずは攻略しなければならないのは英語。


ペラペラにしゃべれなくても、危機管理ができる程度には話せるようになりたいと
フィリピンへ留学もしました。

 

もちろん、ペラペラにはなりませんでしたが、

自分で旅程を組む事が出来る。

という副産物を生み、この夏晴れてロンドンに行くことが出来たのです。

 

 

 

 

 

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私がリスペクトするダンサー

 

絵を描くことについて色々つらつら、述べてきましたが。

今回は、描くことと、踊ることについて、つづってみました。

 

 

 

 

 

私事になりますが、、、。私の娘は大学で「総合表現」

という科に居ました。そこは九州の大学の新設の科で、書道、美術、舞踊、音楽の4つの科があり、娘は美術コースに居りました。

 

娘が入ってみて 初めてそんな科が4年生大学にあることを知り、

なんて珍しいんだと驚きましたが。環境的にもそこは昔から

公立の芸大がある地域で

もともとそんなコースが育つ環境だったのかもしれません。

 

 

 

 

結論から言うとやはり、その科が示すように、書、絵画、ダンス、音楽それらは「総合的な表現」なんだな~と納得しました。

 

 

 

 

 

 

そして、 

 

その中の全ての人が、とは言い切れませんが、

その4つはどこかでリンクしているような気がします。

なぜなら、手前勝手な意見かもしれませんが、私自信もですが

私の周囲のアーティストさんの中にも

ダンスと絵画、音楽とダンス、書と絵画と何かしら共通して好む方が多いように思います。

 

 

 

 

 

 

自己表現して、見たり聞いたりする受け取る他者へ何かを届ける。

その何かはその時々で違うかもしれませんし、もしかしたら届けるもの

は具体的にはないかもしれませんが、とにかく表現したい。

そして何かしら繋がる。

そういうことばかりをしている人たちを

私はアーティストだと思売んですが。

 

 

そんな中でも
とても心に残っている

又は現在も活躍なさっている

 

素敵なダンサーさんについての、
ご紹介をしたいと思います。



ほんとうに特定できないほどの素敵な方がいらっしゃるのですが

個人的見解からのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

忘れもしません。6年前の2012年は私にとって画期的な年でした。

 

 

 

 

ジャズダンスに加え サルサを始めました。

 

 

私の師匠で、桜井通りのご夫妻

 

そして、右がよっちゃん先生。

安心感の持てるリーダー様としては、

この方以上の方に 出会ったことがありません。

 

 私たちが失敗しても
失敗を表面に出さずに、うまく受け止めてくださる

プロのリーダーです。

 

そんな先生のもと

熊本でサルサを始められた事に感謝です。

 

 

 

 

 

それと、もう一人2012年出会ったダンサー。

この方に出会ったことで、色んな意味で、

刺激を受け自分にとっての表現とは?

と考えさせられました。

 

 

 

彼はリッキー・原田さんと言って 何十年も前に単身ダンスを学ぶために、USへ渡り(熊本にピップホップダンスを教える人がいなかったため)コロラドでプロのダンサーとしてパフォ―マーとして活動し

アーティストとして認められプロダクションに入り、

プロ活動をしていた人です。

 

 

 

 

とはいえ始めは英語もろくに話せず、アルバイトをしながら、

教室運営、自分の修行と興業をこなす日々は

過酷だったとおっしゃっていました。

とはいえ、

 

 

 

彼のダンスへの思いは限りなく純粋で熱く、

日本舞踊から、ハワイアン、クラシックバレエ、ありとあらゆるダンスを学び、そのエッセンスで彼独特のオリジナルダンスを踊る、

とても貴重なダンサーです。

まさに、魂の踊りです。

 

 

 

 

 

残念ながら、今は国籍もアメリカになり、

今はアメリカ人としてコロラドに住んでいます。

 

 

自分のスタイルを貫く生き方や、純粋さ、

誰にでも心を開ける素朴さを持つ

とても尊敬するアーティストさんです。

 

 

 

 

 

 

 

リッキー原田さんのダンスは下のURLから見られます。

直にはいきませんので 

コピーしてみてくださいね。

 

http://www.mamikoikeda.com/blog/wedding-song-by-akemi-iwase-ricki-harada 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、なんといっても、外せないのが、

現在私が通っているダンススクールZENの先生方。

ホントに素敵な先生方です。

 

 

 

 

何かを教える人は習うこともつづけたほうが仕事上も勉強になりますね~。

楽しく授業を進める技。細かい配慮の教え方。時間はいぶん。

フォローの仕方。等ジャンルは違っても とても勉強になります。

 



思い切って入って、今は良かったことばかりです。

 

思い切って行動することには勇気がいりますが
シナイよりしたほうが断然よい

のを実感しました。

 

 

 

 

 

 

ZENのURL

http://www.dfzen.com/ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が猫を描くようになったわけ。

 

絵のお仕事をはじめて、25年くらいたちますが。

 

 

 

 

 

その間、トールペイントを通して、沢山の出会いがありましたが、

特に大切な忘れてはいけない出会いとは 

ペイントの{モチーフ}との出会いでした。

 

 

 

ペイントを描き始めのころ、何を描いていこうかな~と

考えていた早い時期に、

今の「アートクラフト」の前身の「四季彩ペインティング」の編集者さんから、

「大倉先生、猫をえがいてください。」とオファーがありました。

 

 

 

 

その時の正直な私の感想は

「う~~~~ん、困ったぞ~。動物かあ、、、。にがてだな~。」

でした。何しろ動物とは縁がなく。近づくことさえ苦手だったのです。
編集者さんは、私が世界のトールペイントコンテストで

ウサギを描いたので、

てっきり私は動物ペインターだと たぶん、思われたのでしょう。

頼まれたからには、全力で取り組まなければと、

たぶん、しくはくして描き上げました。
(あまりよくは覚えておりませんが)

 

 

その後は、自然と猫を描く回数が増え、

実はしぶしぶ描いていた私も
いつの間にか、動物アレルギーはなくなり、

楽しく描けるようになりました

 

が、そうなるまでは、たぶん、数年かかったように思います。

 

 

そんなこんなで 

猫ちゃんを沢山描かせていただきました。

その後、思いがけずにネコに続き、犬を飼うことになり、

動物の可愛さに目覚めた私です。

 

 

 

描いても癒され、眺めても癒される動物は、永遠のアイドルですね~。

 

 

 

特に思い出深いのが、下の作品で。

 

熊本地震の直後に締め切りを迎え、出版していただいたときは

熊本は大変な状況で、

本当に「星に願いを込めて。」のタイトルには、

復興の願いを込めて描いたことが思い出されます。

 

 

 

 

 

 

 

私は得意なものがなにと、決まっていないので、きっと、周囲の方の
求めにしたがって描くのが あっているような気がします。

 

 

求めにしたがって描く。

 

 

自分でも、それが気に入っています。

 

 

 

 

遠距離作家であることで、気づいた色んな事

 

皆様通常より2週間も早い、猛暑にどのようにお過ごしでしょうか?

熊本は3日遅れで、ペイントフレンドの雑誌が届いております。

 

ホントに嬉しいです。

 

夏らしい、さわやかな表紙にはほっとさせられ、今回も参加できることに

 

感謝です。

 

さてさて

 

 

今回は


遠距離作家の私が、トールペイントを通して、

 

また、遠距離だからこそ

 

気づいた沢山のことを お話ししようと思います。

 

 

 

 

まず、感じたのは、需方の人口が違う言うことでした。

 

そして、作品展などに集まられる人の多さ、にぎやかさに、同じ日本なん

だろうか?といつも感じます。

 

そしてその内容の回転が早いということ。新しい手法、商品、技法など、どんどん出てくる印象でした。

 

 

 

 

 

前回からの続きになりますが、

 

そんなこんなで、のんきな感じで私はトールのメーカーさん主催の、
世界のトールペイントコンテストに ポッと作品を出しては。

 

その受賞の意味を生かせないまま、だらだらと出し続けておりました。

なぜ、のんきになったかと言いますと、やはり子育てが忙しかったこと

情報も入らなかったこと、
要するに、描くことに情熱はあっても

周囲の刺激がないということが原因だと思います。

 

 

 

 

けれど、やはり、出さなければ不安で、また、自分の作品のレベルを図るためにも、出し続けました。

 

 

それは他の多くの作家さん方も同じだったのかもしれません。

 

 

 

 


そんな感じで5年後、いただいた2003年の

世界のトールペイントコンテストの

受賞作品が下です。

 

 

 

 

 

 

この頃が一番精神的につらい時期でした。

なまじっか、早く賞をいただいたものですから、(それもほんの少しですが)もちろん中央トール界には注目しておりまして、

その後に出てこられた作家さん方の。

とくに東京の作家さんたちの目を見張る活躍ぶりに、

自分は何なんだと、落ち込むこともしばしば、

 

 

 

そうこうしながら またまた7年後2010年に
賞をいただいたのが

下の作品です。

 

 

 

 

 

 

 

この作品は私の今までの受賞作品とはかけ離れたもので、
イメチェンしたと思われても仕方がない感じの作品です。


けれどこの作品に目をとめていただいた、某企業の方には

本当に感謝の気持ちで一杯です。


そして、自分の描くということの意味が自分にとってなんなのか?
悩み続けた日々の中で

回答が見つかった頃で、
その回答とは、このブログの「絵と私ついて」で
お話ししていることです。

 

 

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

次回は私の絵の変遷で出会った、感謝したい事などについて
赤裸々に語ってみたいと思います。

 

 

私の失敗

 

 

 

 

 

先にお話しいたしましたように、トールペイントの大手材料店のサンケイさんのペイントケーションコンテストで金賞をいただいてから、

その後
同じくサンケイさんが主催の「世界のトールペイントコンテスト」が開催されることになり、

そこで第2回3回と立て続けに入選受賞致しました。

下が「私のカントリー賞」受賞した時の作品です。

 

ここで、世界のトールペイントコンテストについて少しお話ししたいとおもいます。

 

 

世界のトールペイントコンテストはサンケイさんという

東京のメーカーさんの主催で始まり。

カントリーな雑誌社さん数社、トールのメーカーさん数社が賛助され、各社賞も沢山あり、イベント開催とともに、

作家さんの新人発掘を目的にされたイベントだったのです。
私も東京で授賞式があるということで参加いたしました。

 

 

 

 

そこで

 

私は今思えば、「なんで~~???」という行いをしてしまったのです。

 

先に申しましたように、アートと産業が結びつくことなど全く分からない、ただ好だけでで描いていた、主婦の私は子供たちが気になり、授賞式の後に行われるパーティーには出ずに、

とんぼ返りしてしまったのです。

 

 

 

 

 

日本の文化の中心東京のアート産業に、まったく知識がなく右も左もわからない、私は、もしもパーティーに出ていれば、

 

 

トールペイントがその後どんな展開で広がっていくのか。

また、自分にとってのトールはどんなもので、どのようにやっていけば良いのかが、多少なりともみえ、業界の方々との交流を通して、地方にいても、ぐっと身近な物になっていたのではないでしょうか?

 

そして、その後の展開も違ったものになっていたのではないかと、思います。

 

 

 


なんだか田舎者の反省会のようになってまいりましたが、、、。

 

 

 

 

 

その頃は一生懸命子育てをしていての結果なので、仕方がないのですが。
SNSのない時代の、

パーティー欠席は大きな失点になったかもしれません。

 

 

 

 

今言えることは、確かに地方は物理的に遠いのですが、一番遠くしている原因はやはり 心理的な壁だと思います。

自分の中の壁に取り囲まれて 身動き出来なくなる。

 

 

 

 

今は良い時代で、本当にほしい情報が遠くにいても 手に入ります。
可能性が田舎にも広がって、有り難い限りです。

 

20年前の衝撃の出会い

九州にとどまらず、集中豪雨による被害が拡大しているのをTVで見ました。本当に被害にあわれた方々は、大変だと思います。一刻も早い復旧を願いたい気持ちでいっぱいです。


そんな優鬱な日本列島、私は、いつものようにブログをかけることに感謝しつつ、日曜日の午後をまったりと過ごしておりますが、、。

 

 

 

 

 

 

 

今回は時代とともに環境も変化して、社会や産業、文化、日進月歩の毎日の中で その時々に衝撃的な出会いがある

というお話です。ネット社会はその際たるものですね。

 

 

 

 

 

先日のブログで書きましたように、元来、絵さえ描ければ良いという絵描きの体質のためか、女性だからなのか、

何が何でも収入を得て生計を維持しなければならない。

という責任感などがなかったせいでしょうか、20年前の私は

自分の描いたイラストや絵画が収入に結び付くということに対する知識とか、アート産業に対する認識が、皆無の状態でした。

 

 

 

 

 

その頃はSNSもありませんので

他のアーティストさんがどんな活動をしているなんてまったくわからない状態で、

ひたすら絵画の代わりにファッション画を描き、オリジナルの小物・服創りをしては自宅SHOPを開催する日々を過ごしておりました。

 

 

 

 

 

 

 

と言いますのも、先に触れたように、地方都市には美術を習得できる場所もなく。唯一大学の被服科で、デザインが学べるということで、

それならよいと両親の許可を得て進学し、

 

その後、

洋裁専門学校へ昼間・夜間合わせて5年通い熊本へ移住しましたので、

洋裁は造形感覚で夢中になって、

家族の服やその他色々作っておりました。

 

それはそれで、とても楽しかったのですが、、、。

 

 

 

 

 


ある日、雑誌を見て始められたという、熊本の超有名な2人組の作家さんたちの作品販売現場に伺って、はじめて、

トールペイントというものに
出会いました。それは今考えても衝撃の出会いでした。
もともと、自分の中にHOUSE(創作の核)がある私。

絵の創作意欲にも火が付き。独学でこつこつ始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊本のその著名な先生方のトールペイントにおける人気ぶりはすごく

 

多分進取の気性の熊本の土地柄、東京、大阪、

名古屋に次いで早かっと思います。

 

 

 

 

 


手工芸でトールペイントほどの勢いを持った手工芸には今でお目にかかったことがないほどで、、、。

主婦のほとんどの方が憧れてやってみた工芸でした。

毎月のように展示会が行われ、当時のバブル景気に乗って、ベッドやタンス、家具にも広がりそれはもう華やかな世界でした。

 

 

 

 

 

 


私はと言いますと、やはり慎重で絵が好きとはいっても

知り合いもいない熊本の土地で、

いきなりの教室や作家活動を始めるのは、、多少引き気味で、

何年か勉強してからの、少し遅れての出発でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、東京のトールペイントの大手企業さんと取引が始まり、企業主催のコンテストが始まりました。

 

 

 

 

 

その時のニュースレターは記念にとってあるのですが、1997年「ペイントケーション・コンテスト」金賞をいただき感激し 全国区でも自分の画力は通用するんだという励ましをいただき、ますます、のめりこんでいきました。

 

 

 

 

そこからは、創る ~ 教える  というお仕事へ自分が進んでいくのですが、、、。
トールペイントとの出会いは、ホントに衝撃的でした。

 

それは感謝の言葉しかありません。

絵の分野が産業になるんだと、私に初めて教えてくれたもので

 

目からうろこの体験でした。

 

 

私と絵について

 

 

 

 

 

 

 

梅雨のこの季節。じめじめむしむし、マイナスのイメージがありますが。

 

絵を描き、物創りも大好きな私にとっては

 

梅雨はプラスの季節かもしれません。

 

 


春はウキウキどこかへお出かけしたくなりますし、

 

夏は暑くてじっとしていられません。冬も寒くて手がかじかむし~。


でも、この季節は嫌がおうにも、家の中にいなくてはならなくて、

 

インドアで自分の好きなことをするには 最適と言えますね~。

そんなわけで梅雨もルンルンで絵描き生活中の私なのです。

 

 

 

 

近頃、心境の変化がありまして、というのも自分自身の絵描きの中身が

 

また広がったたということなのですが。

 

 

 

私自身に取りましては、別に広がったわけではなく、自分自身の中の絵画

 

に対する気持ちを掘り起し、「ちょっと寝ていた子を起こした。」

 

ということなのですが(笑)

 

 

 

 

今までは家庭の主婦業を主流としながら。 

 

生活雑貨へ絵付けするトールペイントを中心に 

 

絵描き生活を送ってきました。

 

それに加え、私の場合、洋裁も教えてきましたので、、、。

 

周囲の人には「なんでもやる!」と思われていたり、

 

「いったい何が得意なのか?」と言われたりもしました。

 

けれど、私の中ではその時々に起きている子が違うだけで、

 

私の中にお絵かきや物つくりというHOUSEが建っていて

 

その中に

 

大切な子供たちがたくさん居るという、お話しなんです。

 

 



もちろん主婦としての今までは、家事、育児がまず1番で、

 

後はとても大切なものではあっても1番ではないという認識でした

 

けれど

 

月日は流れ、本当の子供も成長し、大人として独立した今は、

自分の中のHOUSEの寝た子を全部起こし、

 

にぎにぎしく楽しく人生をおくっていけたらなあ~っと考えております。

 

 


 

 

 

 

 

 上は高校の美術部の時の自画像。

複雑な心理状態が絵に表れております。

 

自我の目覚めと、歯がゆい思い。

 

 

 

 

 

 

 

 

私と絵についての関係は?

私にとって絵とは?

と言いますと、もう言っちゃいましたが

 

 

 

私の中のHOUSE=核です。

 

 

 

 

私にとっての絵を描くことは 私が生まれた時から私の中にあって

 

その子は私が物心ついたときから

 

私の中にあった感じです。

 

 

 

 


どうして絵を描くようになったかは、私自身もわからなくって

 

そのようだから私だし、そうでなければ私ではない

不思議な感覚です。

 

なので、絵を描くことは私にとっては

 

息をするのと同じくらい自然なことなのです。

 

 

 

 

 

 

思春期に自分の将来を考えた時、

 

絵でどうこうしようと考える前に

 

多分自分は一生絵を描いて生きていくであろうと

 

確信していました。

 

 

 

もちろん、そのための勉強はとてもしたかったのですが

 

何分、日本列島の端っこで生まれてしまった事や家庭の事情で

 

東京の美術大学への進学をあきらめた時も、

 

 絵は盲目にならない限りは

 

どこでも、どこまでも描けると、信じてその気持ちだけは

 

揺らがずに今日まで来ました。

 

 

 

 

今でもそう思っております。

 

絵画を通して有名になったり、仕事が押し寄せたりしなくても

 

私の中のHOUSEがしっかりしている限り

 

絵は描けると思っています。

ただ、絵を通しての他者との交流を求めてはいます。

そのことについてはまた、後程述べるといたしまして。

 

 

 

今思えば、トールペイントとや洋裁との出会いも、きっとそんな

 

思い(私の中のHOUSE)が引き寄せた縁で、

 

トールも 洋裁も、今ではしっかり大切な子どもとして

 

私の中のHOUSEで育っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018・スタジオMIWAの行方

 

 

ついに 新しい年が始まり10日が立ちましたが、毎日寒いですね~。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

九州熊本地方も、今日は夕方から霰が降り出し、明日はどうやら雪が積もりそうです。

 

 

今年は幕開けから、スタジオMIWAの業務も(大げさかしら?いつになくあわただしく始まりました。

 

タイトルの「行方」の文字は
新たなことにチャレンジして、大きく良い方向へ伸びてゆきたい!

という私の願望が少々、表れておりますが、、、。
変革しないまでも、今年も色々なチャレンジを考えております。


既にいくつかは、去年のうちに進行していて、過去、現在、未来が混とんとした良い感じになってきております。

いつのころからか、

未来というものは自分の前に続いているものではなくて、

過去、今、現在の区別はなく、

あるのは点としての 今の連続で

それが繋がったものを未来あるいは過去という。

(なんだかMIWA氏は頭がヘンになったんではないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、私独自の言い表し方とお許し下さい。)

そういった感覚を、実際 実感できている今日この頃が

本当にうれしいです。

話はそれましたが、、。
昨年からの足かけの仕事は、本当に記念に残る作品となりました。
ひとつひとつの作品すべてに、別々の思い出がありますが

この作品には、かなり衝撃的な思いが注入されております(笑)。
というのも、昨年末、プライベート旅行で行ったフランスへの思いを反映
した作品になったからです。

 

 

 

ちょこっと部分だけですが、名ずけて「ロイヤル・ローズ」

 

ランスは、職業柄 もっと早く行くべきところだったのですが、


「美味しいものは後で~」の精神が働いてしまい。去年になりました。
春のツアーはベルサイユが入っていなかったので見送り、
ベルサイユは何が何でも見たくて行ってきました。

 

幼いころから、ヨーロッパの石畳文化に憧れ、

お城と中世の人が出てくる物語が大好きで、

ふつうは王子様とお姫様登場に惹かれるところを、

物語の中の、お城とはどんなところだろう?

というお城への興味と「パンと葡萄酒を持って出かける」

というのにやけに惹かれたのを覚えています。

 

 

 

こちらは シャンボワール城

ロワール渓谷に数多くたてられたお城の一つ
フランソワ1世のためのお城です。

中の内装のタペストリーが素晴らしかったです。

時間があったら、もっとお城を見たかった~。

 

とにかく、人の作ったものが大好物な私。

建物、絵画、器、家具調度品

でも 博物館級のタペストリーに一瞥もしない人もいるので

好みも色々だと痛感。

タペストリーなどは、古すぎて繊維が端などぼろぼろ、

移動などもってのほか
やはり、ここへ来ないと見られないのね~と感慨がわきました。

 

 

そして、絶対はずせないルーブル美術館。

 

たかだか、6日の日程の中の ルーブル鑑賞。

駆け足で回って、目が充血するほどでしたが
また必ずや、来ることを 心に誓いました。

 

 

 

 

モンサンミシェルにももちろん行きましたが、

この環境にこの建物はやはり、
時代的に言うと、修道院の権威と権力そして御威光や何やかにやの象徴で当時は畏れ多くも、海中にそびえ立っていたんだんだろうな~。

と言う感想を持ちました。

幾多のドラマや、その中には血生臭い話などもきっと合ったんでしょうね~。

 

ということで、写真は省いて

本当に、心から行きたかった。
ベルサイユ宮殿。

マリーアントワネットの住居は改装中で立ち寄れませんでしたが、主だったところは見られました。

 

 

 

 

 

ルイ14世が創り拡大した、ベルサイユ宮殿。

なんでこんなに壮大なきらびやかな宮殿を創ったんだろうか?

と歴史を紐解くと、

当時の国民に対しての王家の御威光の見せ所というか
いわばアトラクション的な役目を果たしていたみたいですね。
太陽王ルイ14世会ってみたかったな~。

と現代の私にも思わせるあたり

にくい人ではありますね。

 

そして、
宮殿の中に王妃の首飾りの、現代アートがあるあたりが
フランス的で大好きだな~と思いました。

 

 

 

 

最後は旅行記になっちゃいましたが。

駆け足でもフランスを見た。
ということで、また一つ解かったかな~って感じです。
歴史的な自信とゴールドの文化。

シャネルを普段着で着こなしてフツーに町を歩くマダム。

 

やはり、百聞は一見にしかず。

 

 

 

スタジオMIWAの手創り徒然・ホライズン

 

イベントがいくつも控えているせいか、心中なんだかそわそわ、

 

そのせいか、大きな失敗。

 

お仕事の失敗もへこむけれど、対人関係の失敗はもっとへこみます。

 

あわてものの私の、完全なる失敗と自分で理解しているだけ良いのか

 

も、、、、。開き直り?

 

 

 

すぐに謝罪しました。でも、相手の受け取り方は自分の思うようにはいか

 

なもなのなので、誠意をもってして、

 

なるようにならないものは仕方がない。と最近は

 

思うようにもなりました。

へこんでいた私の心をいやしてくれたのも、昨日の洋裁教室の生徒さん方

 

の笑顔と英会話教室のミショナリ―さんたちの優しさ。

 

そして、ダンス教室の先生の明るさや皆との笑顔。

 

 

 

やはり、人は一人では生きていけないのは事実だし、

 

人との関係で疲れることも事実。

 

でもトールペイントの長く通っていただいている生徒さん曰く

 

「人は人の中で幸せを感じられる事が出来る生き物」

 

良い言葉だな~~~。

 

 

 

そんなこんなで、少しメローな私。

 

今日はイベントに向け美容室へ、そこで見た女性誌の新刊本紹介に、

 

今の私の心境にとってもグッとくる、

一文が目に留まりました。

 

小島慶子「ホライズン」・・・・・幸福な出会いを重ね悔いのない別れが出来るのなら、生きることはどれほどたやすいだろう。

 

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163906348